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東日本大震災から4年~追悼式~ [ニュース]

東日本大震災の発生から4年となる今日11日
天皇皇后両陛下が出席されて、政府主催の追悼式が東京で開かれ
地震の発生時刻に合わせて安倍総理大臣や遺族の代表ら出席者全員が
黙とうをささげ、震災で亡くなった人たちに哀悼の意を表しました。
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政府主催の「東日本大震災四周年追悼式」は
11日午後、東京の国立劇場で開かれて
天皇皇后両陛下、安倍総理大臣、遺族の代表ら、およそ1200人が出席し
地震が発生した午後2時46分に出席者全員が黙とうをささげて哀悼の意を表しました。

続いて、安倍総理大臣が
「原発事故のために住み慣れた土地に戻れない方々をはじめ
23万人の方が厳しい不自由な生活を送られています。
被災された方々に寄り添いながら、復興を加速してまいります。
先人たちが幾多の困難を乗り越えてきたように、あすを生きる世代のために
私たちが共に立ち向かっていくことを改めてお誓いいたします」と式辞を述べました。

天皇陛下は
「この4年間、被災地においては、人々が厳しい状況のなか、幾多の困難を乗り越え
復興に向けて努力を続けてきました。
依然として被災した人々を取り巻く状況は厳しく
これからも国民皆が心を一つにして寄り添っていくことが大切と思います。
教訓を決して忘れることなく子孫に伝え、より安全な国土を築くべく努力を続けることが
重要であると思います」と、おことばを述べられました。

このあと、追悼式では、岩手、宮城、福島の3県の遺族の代表があいさつしました。
岩手県の遺族代表の内舘伯夫さんは
「ふとしたときに父との温かい思い出に優しく包まれます。
そして、少しあとに、父の遺体と対面した記憶がよみがえり、悔しさで胸が苦しくなります。
後悔と自責の念を、お互いを思いやり助け合う心にしたことを伝え残していくことが
震災を乗り越えた証しとなり、亡くなった方々への最大の敬意であると信じ
一日一日を大切に過ごしていきます」と述べました。

宮城県の遺族代表の菅原彩加さんは
「あっという間で、そしてとても長い4年間でした。
家族を思って泣いた日は数え切れないほどあったし
15歳だった私には受け入れられないような悲しみがたくさんありました。
被災した方々の心から、震災の悲しみが消えることはないと思います。
前向きに頑張って生きていくことこそが、亡くなった家族への恩返しだと思い、
しっかりと前を向いて生きていきたい」と述べました。

福島県の遺族代表の鈴木幸江さんは
「大地震と大津波により、父、母、そして弟を失いました。
4年たった今でも、原子力発電所の事故のために町に戻れない状態が続いており
将来の展開がなかなか見通せず、やりきれなさを感じています。
残された私たちがなすべきことは、二度とこのようなことを繰り返さないために
大震災を風化させないために、経験を次の世代に伝えていくことではないかと思います」と述べました。
このあと、追悼式では、各国の代表ら参列者が献花を行い、犠牲者を悼みました。

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